今より輪をかけてホントにどうしようもなくアホだったなーと思い出し笑い。
まだ社会人になる前の夏の夜、窓を少し開けてグースカ寝てると夜中の2時に腹を叩かれ起こされる。
「…どっか行くべ」
「…行く!」
親にバレないように靴をこっそり持ってきて友達が侵入してきた窓から脱出。
バイクをずーっと押して歩いて、家から離れたらエンジンかけて深夜の徘徊♪
あてもなく、目的もなく、ただなんとなく。
でも眠さなど忘れる強い衝動に突き動かされ、ひたすらにライトに照らされるアスファルトだけを見つめ、人通りの無い駅前の通りを抜け、点滅信号ばかりの海岸通りに向かい、東の空がぼんやりと明るくなるころにようやく気持ちが落ち着いて帰路につく。
嗚呼そんなポエムしちゃうくらい青春の思い出は鮮烈なんだな。
今では世間を知ってる大人なフリして物知り顔だけど、結局はそういうアホなことの積み重ねで今があるんだよな。
酒飲んで大騒ぎしてバカなことばかりして、さぞかし当時の大人達には迷惑だったろうに。
